こんにちは、やすです。
皆さんは周囲と「連携」が取れているでしょうか?
連携という言葉は頻繁に使われます。
「連携をしっかりと‥」
「他職種で連携して‥」
「垣根を越えて連携して‥」
チームあるいは2人以上のメンバーで何かに取り組もうとすると、
「連携」が大切と仰る方は大勢いらっしゃると思います。
しかし、本当に全ての「連携」は上手くいっているのでしょうか?
Twitterなどでも大勢の方が職場や家庭、チームの不満をたくさん呟いておられます。
皆さんは家庭や職場で以下のような事はありませんか?
「うちの経営者は介護のことを(現場のことを)分かっていない」
「主任は上司の言う事ばかり聞いて、私たちパートの事は何も考えていない」
あるいは
「パートスタッフが文句ばかりで言うことを聞いてくれない」
‥家庭ではどうでしょうか?
「何でうちの親は」「何でうちの旦那は」「何でうちの子は」
大半の方が、主語の「〇〇は」というところに思い当たる名前が入るのでは?
しかし、大きなチームでも小さなチームでもメンバーがこのように感じている状態では摩擦や衝突が生まれ、連携するのは難しいのではないでしょうか?
それぞれが割り切って短期的には成果を出せても、長期的には非常にリスクを抱えたチームとなってしまうと思います。
では、連携が難しい理由を考えていきましょう。
連携が難しい理由
それは、相手と自身との間で「どうしたいのか」「何を目指すのか」について十分納得できるほどの話し合いが出来ていない可能性が高いからです。
「どうしたいのか」「何を目指すのか」というのは目的や目標という言葉に置き換えられます。目的や目標が共有できていないと連携はできません。
以下で詳しく見ていきましょう。
目的や目標の共有の不足
家庭や職場の目的や目標
家庭であっても職場であっても何らかの目的や目標があるのではないでしょうか?
目的や目標と言うと構える方もいるかもしれませんが、そんな大袈裟なものでなく「子供に健康に育ってもらう」や「夫婦で健康に長生きする」あるいは「できるだけ楽に暮らしたい」と言った生き方の方向性的なものがあると思います。
仕事で有れば「事業を通しての地域への貢献」という目的や「年間〇〇万の利益」など具体的な目標があるかと思います。
目的や目標を共有することの大切さ
家庭や職場という自分以外の人との集まりにおいては、これまで述べてきたような目的や目標が共有されている必要があります。
共有がされていないと、それぞれが自分は「これで良い」という価値観に基づいて行動をする場合が生じてきます。
価値観が元々同じで有れば問題無いのですが、実際そうでもなくバラバラの方向に進んでしまうことが多々あるのではないでしょうか。
お互い合意形成が出来ていない、納得していない
「うちは連携が取れている」の落とし穴
ここまで読んで頂いて、
「うちの家族は(職場は)いつもコミュニケーションする時間を充分に取っている。相手の性格もお互いよく理解している」
「社員にはいつも朝礼で社訓を読んでもらっているから企業の目的は伝わってるはずだ」
「チームのノルマや目標はみんなで分かるように共有している」
と感じた方がいらっしゃるかもしれません。
もちろん以上のような事も大切な事です。
しかし、それだけでは各自がバラバラに進み「あの人何も分かってない」となる恐れがまだ残っています。
自分の意見を主張できない人/相手に合わせる人もいる
会議や話し合いの場を持っていたとしても、全員が納得しているというわけではありません。
役職など上下関係や普段の関係性から、違うと思っても主張できない場合が誰にでもあります。
我慢をして周囲に合わせた行動が取れる人もいますが、いつか、どこかで摩擦やズレが生じてきます。
そうならない為にも、丁寧にお互いが納得できているかを確認する必要があります。
まとめ
連携を図る上で大切なのは
「目的や目標を共有し、お互い納得ができる充分な話し合いをすること」です
反対に目的や目標の共有ができないと「会議やミーティング」をいくら設けても連携が取れないかもしれません。機会は作っているけれど、チームワークはイマイチという状態も起こり得ます。
今回は連携をする上で最も大切にすべきだという点について書かせていただきました。
文章にすると簡単ですが、本当に連携は奥が深く難しいです。
記事の内容は納得頂けたでしょうか?普段の生活でお役に立てれば嬉しいです。
今後は「では、どうしたら良いのか」という、具体的な連携についても記事が書かせて頂きたいと思いますので、今後とも引き続き閲覧宜しくお願いします。
ありがとうございました。
コメント
[…] なぜ連携は難しい?連携とは頻繁に使われる言葉だがどうしたら良いのか?また何が大切なのか?collaborations.work2020.01.26 […]
[…] なぜ連携は難しい?連携とは頻繁に使われる言葉だがどうしたら良いのか?また何が大切なのか?collaborations.work2020.01.26 […]